2012年11月4日日曜日

帯結びの研究


今月は七五三もあるし、
成人式の振袖の着付け(写真前撮りの為です)もあるのでと、
講師仲間で帯結びの研究会をしました。
今回は半幅帯2本を使って変わり結びです





使った博多帯は大倉織物の半幅帯です。
大倉織物の半幅帯は片方が織り糸のフリンジになっているのが特徴です。
リバーシブルにもなっているので帯結びの幅も広がります。

半幅だから浴衣や小紋だけなんてもったいないですね。

この半幅帯の特徴が生かせる帯結びを
あれやこれやとみんなで考えるのは楽しかったです(*^▽^*)

どちらかというと七五三向きですね。
ちょっと可愛くて豪華な仕上がりです。




もちろん、フリンジが無くても可愛く仕上がる帯結びです。
時々、講師が集まって研究会を開催するのはお互いに刺激しあうので腕が上がります(*^▽^*)













12月にも又集まって振袖の帯結びの研究会開催予定にしています(^_^)v

この帯結びにトライしてみたい方は
どうぞ右側の「日本きもの文化学院」をクリックして
フリーコースにお申し込み下さいね。



2012年10月17日水曜日

きものサローネイン日本橋

着付けの生徒のTさんに誘われて「きものサローネ」に行って来ました。
COREDO室町の三井ホールが会場で、”きもの・縁むすび”がテーマのイベントです。

色とりどりの着物地が天井から下がり、とても綺麗!






Tさんのコーディネートは音符柄の地模様がお洒落な無地感覚の着物。
帯はピアノの鍵盤に楽譜が踊ってます  (^-^)v
帯締めはホルンでした。
ここまで揃えたならと、「きもの鶴」さんで見つけた音符刺繍の半襟を
お買い上げされました。

こだわってコーディネート出来るのも着物ならではの楽しみだと思います。


Tさんは「きもの鶴」さんで雪の結晶の鼻緒も見つけて、クリスマス用に購入されました。

 私も気になる帯があったのですが、展示会的なお店でしたので今回の会場では
販売はしていないとのことでした。
ちょっと残念でしたが京都のメーカーさんでしたので
今度京都へ行く時のお楽しみになります。

 普段あまり目にする機会の無い、個性的な着物や小物・雑貨が沢山あり、
作られた作家さんたちのお話を伺うのも楽しい時間でした。


着物で来た人にはモエ・シャンドンのシャンパンサービスがありました。
残念ながら私は仕事の帰りでしたので洋服でシャンパンはいただけず (; _ ; )
着物で来たTさんが、シャンパンを分けてくださり二人で仲良く乾杯!! 
Tさんお誘いありがとうございました。

一人ですと時間を作って行くということが中々出来ないのですが、
着物好きな人と誘い合わせてご一緒するのは話も弾んで楽しいですね。



入り口すぐに特別展示されていた筋肉マンの着物
インパクトがあります。



2012年10月1日月曜日

お直し


しばらく振りに東三季のお針教室へ(^.^)
2年もやりかけにしていたお直しの続きです。
宿題が出ていたのですがあまりに長くそのままにしていたので、
すっかり忘れています(^。^;)

紬の着物の八掛の裾が切れてきたので、天地変え。
簡単にお直し出来るかと思っていたのですが甘かった!!
結構手間がかかります。

今年は着ようと思っているのですが、このぶんだと無理かしら(^^;)
取りあえず、がんばります。

この着物は能州紬といって、能登半島の海藻染めの紬です。
何色かが混ざったむら染めなのですが、
無地感覚の紬なので帯を選ばず重宝しています。





2012年9月18日火曜日

藍染めの帯


久ぶりに何も出かける予定の無い日 (^-^*)

朝からお針仕事です。

Sさんが那須の「風布」で買った名古屋帯の仕立てを引き受けました。

生紬ですので単衣にも締められます。
急がなくではと今日中に仕上げます。

Sさんはどんな着物に合わせられるのか着姿を楽しみにかがります。


夜に寝押しをしたら完成です v(^-^)v

























那須で見つけた赤トンボ。
季節は秋に向かっていますよね?(^。^;)

早く涼しくなって欲しいなぁと思います。
 こう暑いと単衣を着る気になれません (+o+)

2012年9月6日木曜日

表参道にショーゾーカフェがオープン!

まだまだ残暑が続いていますが、
夜になると鈴虫の鳴き声が聞こえ、季節は秋に向っていますね。

夏休みに行った那須で見つけたお洒落なカフェ、
「ショーゾーカフェ」が表参道に9月1日にオープンしました。

那須のお店で表参道にオープンするというお話を伺っていたので
楽しみにしていました。
v(^-^)v





こちらでも笑顔の素敵なスタッフの方が。

どちらかといえばコーヒーが苦手なので、
キャラメルミルクコーヒーをいただきました。
美味しかったです。

焼き菓子もあるので次回は焼き菓子をいただくつもり。





地下鉄表参道駅の近く、Commonというオープンスペースにあります。
ここの場所は2年という期間限定のスペースに
パン屋さん、カフェ、八百屋さん、眼鏡屋さんなどが
それぞれ小さなお店を開いています。

ナチュラルで素敵なのでつい毎日通り抜けしています。
もちろん、近道ではなく遠回りです(笑)


2012年8月25日土曜日

藍ギャラリー風布

少し遅めの夏休みで那須に一泊の温泉旅行へ行きました  (^-^)v

温泉三昧(2日で合計4回も!入り過ぎ?)をして、
車で那須のショップ巡り。
素敵なギャラリーを見つけました。

「藍 ギャラリー 風布」です。

渡辺基子さんという作家さんがご主人と一緒に作品を作られています。




渡辺さんは以前は東京などで展示会もしてらしたそうですが、
お子さんたちも独立したので、ご夫婦で自宅ギャラリーをしているそうです。



ギャラリー内にあるのは、ご夫婦で作られた藍で染めた作品が沢山。
タペストリーやショール、洋服などどれも素敵でした。
ヨーガンレールの商品にも関わったこともあるそうです。

他には地元那須の陶芸家、ガラス作家さんたちの作品もありました。

実は渡辺さん、お着物も染めていらして見せていただきました。

野花の型をご自分で彫って型染めして、地色は澄まし藍で染めるそうです。
大好きなあさぎ色の着物もあって欲しい気持ちを押さえるのが大変。

ご一緒したSさんが、八寸のかがり帯を買われました。
今度、着て伺いますと約束をしましたので又行くことになりますねV

ちょっと見て帰るつもりがいつのまにか1時間も。
着物のこと藍の染めのこと沢山お話がはずんで時間がたつのは早いです。


最後に那須で見つけてたお洒落なカフェをご紹介!
コーヒーとシフォンケーキをいただきました。



「ショーゾーカフェ」のテラス席です。
那須街道沿いにあります。

お店のスタッフの方たちの笑顔がとても感じ良く、
別のお店でランチをしてお茶だけに再度伺いました。
店内は白が基本の少しレトロ調で、心地よいカフェです。


「藍 ギャラリー 風布」はこのカフェに置いてあったDMで知り、
行く事にしたので、つながりを感じます。

ゆっくり、ゆったりした夏休み旅行!
リフレッシュして、秋に向ってがんばれます (*^_^*)



2012年8月18日土曜日

大人の浴衣

今日は多摩川の花火大会でしたね。
渋谷駅では浴衣姿の人が沢山いました(^-^*)

私も夕方からのお出かけに久ぶりに浴衣を着ました。


 紺地の花唐草模様の絹紅梅に科布の名古屋帯。
今日は角出しに結び、
帯揚げ、帯〆をします。
大人の浴衣の着方です。

少し地味な組み合わせですが、気に入っています。
大久保信子さんによると、浴衣の時は帯揚げは
見せないようにしたほうが粋だそうです。


絹紅梅は浴衣の部類ですが、透るので襦袢が必要です。
麻の襦袢を着ます。













足袋を履きますが草履ではなく下駄に(^_-)
下駄は楽艸の物。
鼻緒が柏木江里子さんのデザインです。

柏木さんはグラッフィックデザイナーさんですが、
手ぬぐいなどのデザインもしています。






実はこの絹紅梅は頂き物の着物です。
知り合いの方が良かったら着て下さいと。着物って何故だか集まります(*^▽^*)

頂いた時はかなりカビ臭かったので悩んだ末に洗ってしまいました(^-^*)
衿はばち衿から広衿に、寸法も自分でお直して着易くなりました。
着物の柄が大好きな花唐草なので夏は大活躍の一枚です。



2012年8月7日火曜日

カレンブロッソの夏草履


今日は暦の上では立秋ですが、まだまだ夏の暑さですね。

夏の着物に合わせてカレンブロッソの夏用の草履を買いました。
にわか雨も降ってきたので、その場で履き替えて帰宅です v(^_^)v


草履の裏がゴムなので雨でも大丈夫!
鼻緒は麻です。

草履に合わせるバックは
籠バック作家の野口ノエルさんに作っていただいた藤皮の籠です。
とてもお気に入りの籠です。

着物にも洋服にも合うようにとお願いして作っていただきました。
籠の内側は薄いブルーのオーガンジーです。





夏は暑くて着物を着るのを辞めてしまうのですが、
草履を履きたいし籠も持ちたいので今年はがんばろうかな (^_^)






2012年7月26日木曜日

鮎を食べに燈々庵へ


あきる野市にある懐石&ギャラリーのお店、
燈々庵へドライブがてらランチに行きました。




燈々庵は蔵を改装したお店です。
京都の山門みたいな入り口はとても風情があります。
石畳に案内されてショップへ。
一階はギャラリーになっています。
大好きな作家さんの器たちが沢山  (^ー^)
いつもさり気なく生けてあるお花にセンスを感じます。







ランチは今回は鮎が楽しみに伺いました。
このお店はいつもお料理の設えに感動します。

青竹をふんだんに使って夏らしい設えです。
器もギャラリーにある器に盛られて出てきます。



メインの鮎の塩焼きは籠盛りで!(^^)!
もちろん、朝釣りたての天然物です。
美味しくいただきました  m(_ _)m
〆は鮎ご飯!

デザートは感動の美味しさでした。
トウモロコシのお汁粉!
最後にお抹茶も出して下さいます。










ドライブもしてリフレッシュも出来、ひさびさに大満足のお昼ご飯でした。

帰りに同じあきる野市にあるクラフトギャラリー「縁」へ。
こちらのオーナーの三上さんは着物の雑誌などでもお馴染みです。

コーヒーをいただいながら着物のお話を色々して、
(夏の話題ですね。いかに涼しく着物を着るという)
時間を忘れるほど楽しい時間でした。

麻のふきんを見つけてお買い上げ  (^ − ^)v
真っ白で大きなナプキンサイズだったので、
ふきんにするのは勿体無い!と
着物でお食事の時にナプキン代わりに使う予定です (^_-)









2012年7月17日火曜日

夏本番!涼しく着るコツ

本日、関東甲信越地方も梅雨明けしました。
いよいよ夏本番!

着物を少しでも涼しく着たいですよね  (^ー^)

お薦めの小物です。

★絽の伊達締め。
写真ではわかりにくいですが、絽目になっています。



             これは博多織りの大倉織物製です。
大倉織物は美しいきものなどでも見かける織元です。

ご縁がありまして購入させていただきました。
私の生徒さんたちにもお勧めしています。

もう一つは
★「へちまの帯枕」
私はネットで探して購入しましたが、手作りも出来ます。

先ず、体を洗うへちまを購入します。
なるべく平な帯枕くらいの大きさのへちまを探しましょう。
お湯につけて洗って柔らかくして乾かします。
乾かす時に手で押して好みの厚さにします。
好みの厚さになったらガーゼで包んで帯枕の出来上がり!

背中に熱がこもらなくなっていいですよ。

他には裾除け代わりにクレープ地のキュロットタイプのものをはきます。
年配の生徒さんにお勧めしたら、
ご主人のステテコをはいて良かったそうです (^-^)v

肌襦袢の代わりにはサラファインなどを着ちゃいます。
補正も暑いのであまりしたくないですよね。
薄いタオルと手ぬぐいを使います。

裏技でハンカチタオル位に切った晒に凍った保冷剤(小さいタイプ)を
包んで、胸の間に入れることもします。
ただし、これは残念ながらあまり長時間は持ちません。
途中で取りだすこともしばしばです(^-^;

講師仲間と話しているとそれぞれ工夫があり話がはずんでしまいます。
これはいいね!と思うコツがありましたら、又アップさせていただきます。









2012年7月13日金曜日

着物美人を目指して

大久保信子さんの「夏美人塾」の続きです。

浴衣のコーディネートはもちろんとても参考になるお話でしたが、
それよりも写真に撮られる時のコツ、優雅に見える扇子の扇ぎ方など
楽しくて着物美人になる方法を沢山お話して下さいました(*^_^*)

中でも特に頑張らなくちゃと思った事があります。
それは、背中美人になること!
だんだん年をとってくると悲しいことに背中に脂肪が (^_^;

大久保信子さんによると背中に脂肪が付かないように努力する事が大事だそうです。
ですので毎日腕を肩から回す運動をする事にしました。

最近、着物で後帯の写真が辛いと思っていたところだったので、やっぱりねと納得です。
夏の着物は薄物なので特に気になります。
毎日、時間があればせっせと腕を回しています。
お陰で肩こりもしなくなりました(^_-)






















その日のコーディネートです。
浴衣がメインのイベントとは知らなかったので、琉球絣の薄物に帯は麻の紅型。
お友達の染織家に染めていただきました。
帯締めは沖縄の海のような色のブルー。
写真には写らなかったのですが、手先と同じ色です。
帯揚げは絽の薄いブルーにしました。

とてもお気に入りのコーディネートです。
夏です (^-^)v



2012年7月8日日曜日

大人の浴衣の着こなし

毎日猛暑日が続きますね。
気がついたらブログをかなりお休みしていました。
ブログも夏休み (^-^;

今日は神宮外苑や二子玉川で花火大会でしたね。
私は神宮が近いのでビルの屋上で花火見学♫



青山では昼頃から浴衣率多しでした。
若い女子たちと浴衣カップルの人たち。
花柄の浴衣に髪には浴衣の色に合わせてコサージュが流行なのですね。

以前より男子の浴衣姿も多く、つい振り返って後ろ姿も見てしまいます。
皆さん、お洒落です。

私といえば、浴衣を着るつもりで用意していたのですが暑さに断念!!

代わりに先週の浴衣の着付け教室&ビール会のコーデネートを。
(浴衣を着てお出かけしたいとの生徒さんのリクエストで企画)



この浴衣は絹紅梅。高級浴衣として有名です。

母の知り合いの方からの頂き物ですが一目で気に入りました。
あこがれの絹紅梅、しかも私の大好きな花唐草模様。

頂いた時はすごくカビの臭いがしたので、ちょっと乱暴だったのですが
絶対着たいと思って、洗って影干しを何度も繰り返ししてカビ抜きを。
洗ったので縮みました。当たり前ですね。

で、和裁教室でお直しです。
バチ衿でしたので広衿に。袖丈、裄を直して自分サイズに。
今ではとても着易くお気に入りです。

すでに何度も洗っていますから汗をかいたら洗濯機のドライコースで
洗っちゃいます。

絹紅梅は蝉の羽のように薄いので襦袢が必ず必要になります。
麻の襦袢に帯も麻のかがり名古屋帯で。
帯締め&帯留めは前回と同じで、夏に大活躍です。
大人の浴衣の着こなしですからもちろん足袋を履きました。

ですが、絹紅梅は食事会&ビールにはいいけれど、
花火見学にはちょっと向かないかな・・・・









2012年7月2日月曜日

夏の羽織のリメイク



お友達から夏の羽織を2枚いただきました。
お母様が着ていた羽織だそうです。
黒地でとても素敵なお洒落羽織です。

2枚共に着丈が少し短いので、
刺繍がとてもきれいな羽織をスカートにリメイクしました。
お友達のクラフト作家の朝子さんにお願いしました。
朝子さんにはいつもリメイクをお願いしています。
センスがいいのでどれもお気に入りに  (^_^)v

刺繍を生かして透け感のある、今年流行のスカートが出来上がってきました。

とても素敵!!
元が羽織と言われなければ誰も気がつかないですよね。

上手に生地を使って下さったので、残りの生地は
もう一枚の羽織に組み合わせて長羽織に仕立てます。
羽織は自分で仕立てるのですが、今年は無理そう。
来年に着れるようにがんばります。
着物は流行がないから仕立てが遅くてても大丈夫なのが助かります。
私向きです  (^_^;




谷中の猫町ギャラリーで

谷中にある古民家の「猫町ギャラリー」で
友人の陶芸家、奥川ユウジさんが21日から個展をしています。
名前の通り、猫が沢山!! 猫好きにはたまりません(^_^)

猫町ギャラリーの入り口も猫がお出迎えしています。





谷中には初めて訪れたのですが、
千駄木の駅から猫町ギャラリーに行く間に
アンティークショップやギャラリーが集まっていて、
覗いて歩くのも楽しかったです。
懐かしさを感じるレトロな雰囲気なお店もありました。
谷中には人気なカヤバ珈琲店もありますね。

ギャラリー猫町


奥川ユウジさんの作品にも必ず猫が登場しています。



ピアノを演奏する猫の立体も居ました。
これも陶器で出来ています。

何匹も連れて帰りたかったのですが、今回は断念して
上の写真の左側のお茶碗と赤絵のカップだけ連れて帰りました。

明日から食事が楽しくなります。
猫まんまも大好きなので、
毎日猫まんまになってしまわないよう気をつけなくちゃ (^_^;

2012年6月19日火曜日

雨の時の着物

週末はお天気になりましたが、天気予報で大型台風が九州や西日本はもう大雨だとか。
梅雨の雨も憂鬱ですのに、台風はもっと大変!

今日は着物でのお出かけを考えてしましますね。

着物で雨に濡れるのは心配ですよね。
着物初心者のころ「着物の時は晴れでも雨仕度」と良く言われました。
突然の雨に備えての言葉ですね。
折りたたみ傘、雨コート、草履カバーの3点セット。
今は天気予報を信頼して用意します (^_^)

雨コートをしっかり着て、着物の裾が汚れないように着丈は少し短めに。

雨の時は着物の裾を帯〆のところまで上げてしまって腰紐をかけてしまう方法もあります。
ただし、この方法は雨コートを脱ぐ時に先に紐をはずして裾を下げないと
大変なことになってしまいます  (^_^;)

どうなってしまうか、気になる方は一度お試し下さいね。
ですが、くれぐれも人前では試されないようお願い致します。

銀座の「ぜん屋」さんで見つけた草履カバーです。


晴雨兼用の草履に使います。

草履の台の上に乗せて、鼻緒に掛けて使います。

普通の草履カバーよりも、途中で脱着し易いのが気に入って使っています。
例えば、途中でお天気になりそうな時とか、
ホテルとか、建物の中に入ってしまう時の用事の時などです。
コンパクトに畳めるので荷物が気になりません。


晴雨兼用でなければ使えないのが欠点といえば欠点でしょうか?
カレンブロッソの草履でしたら大丈夫なようですが (^-^)v




2012年6月10日日曜日

夏大島のお直し

久ぶりに和裁教室に行きました(^-^*)
春の襦袢を仕上げてからですから2ヶ月ぶり。
相変わらずゆるゆるです。

今回は夏大島を知人から譲って頂いたので、自分サイズにお直します。


憧れの白の夏大島です。

最近は大島生地に絣柄を染めた反物や
越後で織られた反物が夏大島として出回っているようです。
以前、呉服屋さんに勧められましたが、
やはり織りの本場夏大島が欲しくてためらっていました。
でも、本場の夏大島はかなり生産量が少なくて、あまり見かけないそうです。

譲って頂いたのは織りで柄が織られた夏大島です。
奄美で織られた反物だそうです。
本場夏大島ですね。

一目で気に入りました。柄も大好きな雪輪模様。(*^▽^*)

裄が長いのでお直しは袖幅だけでOKにしようかと思っていたのですが、
流石に和裁の先生からはNGでした。
肩幅から直すようにと言われました(^.^)

結局、袖付けからほどいて...
解くだけで30分もかかり...

袖丈も少し長かったので、袖丈も詰め。
結構大変なお直しになってしまいました( >_<)


片袖だけ仕上がりました。
この夏に着るために頑張ります。

2012年5月29日火曜日

海松(みる)色と文様

海藻から考えられた色と文様があります。
今回の「伊勢志摩海藻ツアー」で行った海の博物館で知りました。

海松という海藻ですがミルと読みます。 
鳥羽にある海の博物館で展示してあった
松海をデザイン化した作品はとてもモダンです。

他のも色々な海藻をデザインした作品がありました。
欲しいなぁと思ったのですが残念ながら購入は無理でした (^_^;

気になる方は是非、鳥羽の「海の博物館」へ行って下さいね。

海松の色から生まれた「海松色」は
海藻のように深い深いグリーンです。
平安時代末から好まれ、江戸時代から明治時代初期頃には
一般の人たちの間にも馴染み深い色として使われていたそうです。

そういえばと手持ちの伝統色の本を開いたら載っていました。
気がつかなかっただけでした。
勉強不足がバレバレです。
伝統色として今でも残っているのですね。


女官の十二単衣の衣装に使われていた文様

海松文は平安時代から「海松の丸」とか「海松模様」と呼ばれ
平安貴族の衣装などに使われていたそうです。

江戸時代も格式ある人に使用されていたそうです。

放送日は忘れてしまったのですが、
NHK「平清盛」の番組の中で海松文様の衣装を見ました。
確か、貴族の奥方だったような?
一瞬でしたので覚えていなくて...m( _  _ )m

他にも貝と海藻を組み合わせた「貝藻文」と呼ばれる文様もあるそうです。

今回の「海藻ツアー」は食で参加したのに、
着物に関することを知ることが出来て有意義でした。
ですが、私の勉強不足も...






2012年5月28日月曜日

紫陽花色の帯留め

5月ももう終わりですね。

そろそろ夏物の準備をということで、
お友達のフラワーコーディネーター・安達先生が主催の
「やさしいハンドメイド教室」に参加しました。
今回はビーズで作るアクセサリーです。
作る物はブローチやイヤリングなどを選べるのですが、
私はもちろん帯留めリクエストです  (^_^)v

大小の2個作りました。
小さい方は紫色。
大きいほうは紫+青。
両方共に紫陽花色です
自画自賛でう〜ん可愛い!!

紫陽花色のイメージも人それぞれなので同じ物にはなりません。
全てオリジナル!ハンドメイドの良さですね。
2時間で2個仕上がりました。
ちなみに安達先生の紫陽花のイメージはブルーだそうです。



この帯留めを合わせる着物と帯を考え中です。

ビーズがキラキラ光ってきれいに見えるように、
帯は白っぽいほうが映えるし...
そうすると、着物はどれにしようかと??
半襟も単衣用に替えます。
かたつむりの半襟を探そうかと思ったり?

あれこれ迷うのもコーディネートの楽しみですね  (*^_^*)




2012年5月13日日曜日

半襟付けのイベント

**〜** イベントのご案内です(*⌒▽⌒*) **〜**



5月22日(火) 13時〜15時

講師として所属している「日本きもの文化学院」の世田谷教室で、
半襟付けのイベントレッスンを企画しました。

半襟付けが初めての方も
自己流の方も
習ったけれど別の付け方を知りたい方も
着物美人を目指したい方などetc

お教室の生徒さんだけでなく、どなたでもご参加出来ます!(^^)!

詳しくは「日本きもの文化学院」のホームページをご覧くださいね。
ホームページからご予約、お問い合わせが出来ます。
ご参加お待ちしています(*^▽^*)

アドレスはこちら(日本きもの文化学院)  
↓ ↓ ↓


お教室です。
今回はテーブル&椅子に座って半襟付けします。


2012年5月1日火曜日

鹿尾菜(ひじき)文


伊勢志摩のヒジキの収穫を見学しました!(^^)!  
ヒジキは漢字で鹿尾菜と書きます。

今回はヒジキの収穫を見学するのが目的だったのですが、
思いがけず着物に関係する事を知る事が出来ました。

伊勢型紙に鹿尾菜文という型紙があったのです。
鹿尾菜文は私は初めて知りました。
驚きと同時に感動していまいました。

伊勢型紙は現在は三重県の鈴鹿市で作られています。
美濃和紙に柿渋を塗り、彫る道具をそれぞれの彫り師の方が工夫して作られ、
文様を彫るそうです。
その型紙を使って江戸小紋は染められます。
鮫洲小紋、行儀、角通しなどは格が高い柄として有名ですね。
武士の裃用の柄に使われいます。

庶民的な柄はそれこそ沢山あります。ですが、鹿尾菜文なんて!

写真がわかりにくくてごめんなさい。
「ひじき」と呼ばれる伊勢型紙の文様3種類です。

絶対、型紙が伊勢で作られていたからではないでしょうか?
私の勝手な想像ですが楽しくなりました(^_-)
着物は生活に根付いているのですね。改めて認識しました。

そんな話を着付けの友達と話していたら、
偶然にも鹿尾菜文の江戸小紋を持っているとの事。
すごい!縁を感じてしまいました。
いずれ見せて頂くことを約束したので楽しみにしています。


*本来の目的の「ヒジキ」についてです。
 ヒジキは波の荒い遠浅の岩場に生息しています。


春の大潮の時にカマで刈り取るそうです。

刈り取られたヒジキは伊勢では天日で干してから水で戻し、
蒸して乾燥という沢山の工程で、
一般的に私たちが購入する商品になるそうです。
国産のヒジキは伊勢、房総、長崎などで生産されているそうですが、
市販されているヒジキは韓国産か中国産のほとんどが養殖物だそうです。
天然の国産品は1割りを下回るそうです。
貴重品になってしまいました。

水で戻して見ると違いがわかります。
左は養殖のひじき。右が国産の天然ひじき。
戻すと大きさが違うのがわかります。

興味のある方は今回の海藻ツアーを企画された
「かんてんレシピクラブ」のHPをご覧ください。
主催者の料理研究家の小菅陽子先生は
個人で寒天や海藻などのお料理を研究していられます。
アドレスは   http://www.kanten-recipe.com/     です。


今回はとても充実した旅行になりました。
海藻について着物に関係することがもう少しありましたので、
次にアップさせていただきますね。

2012年4月25日水曜日

ホテル自慢の朝ご飯

鳥羽国際ホテルの自慢の朝ご飯。
朝食はビッフェスタイルです。

先ずは朝食を楽しみにして朝風呂へ。
朝からゆったり♪

朝食のレストランは窓ぎわの席に案内していただきました。
景色もご馳走です。



先ずは洋食バージョンから。
オムレツは注文で焼いていただきます。
中に入れる具を選べます。
あおさとヒジキとベーコンを選んで、厚切りのベーコンも添えてみました。
ソースはきのこのクリームソース。

料理長自ら勧めて下さった「幻のスープ」を小さなカップに入れ、
サラダに野菜類にと少しずつお皿に取り分けます。
自家製のパンも美味しくて〜
フレンチトーストも美味しい。

地元のお野菜は料理長自らが探し歩くそうです。

幻のスープは伊勢海老のスープでした。
美味しくて思わず笑みがこぼれます。
               次は和食バージョン!


こちらは野菜の煮物が種類色々。
もちろん海藻も豊富です。
野菜を自分で茹でられるのも楽しく、菜の花を茹でてみました。
最後にヨーグルト、フルーツ、コーヒー。

もちろん、洋食バージョン&和食バージョン完食させていただきました。
 どれも食べたくなるお料理ばかりで朝から食べ過ぎです。

ホテルが自慢するだけはあります。
昨日に続きまたまた大満足でした(*^▽^*)

ホテルをチェックアウトしたら、いよいよ今回のツアーの目的、
ヒジキの収穫の見学です。

2012年4月24日火曜日

鳥羽国際ホテルのディナー

あこがれの鳥羽国際ホテルの夕食です。
食前酒にはロゼのスパークリングワインをいただいて♪
美味しくて、幸せな食事の時間でした。



 アミューズブーシュ
前菜です。
*伊勢のスティック野菜
*グリルした烏賊にアンチョビバターのソース
*穴子にキャビア乗せ。ひじきのソース
*タコのマリネ海藻のソース

どれも磯の香りでいっぱいです。



*鳥羽近海の幸と春野菜のサラダ仕立て
3種のフルーツソース

まるでお皿がキャンバスで絵のような美しい一皿でした。
食べるのが勿体無いと言いながらペロリです。



*尾鷲産の旭蟹と雲丹のクルスタード

ナイフを入れると中から蟹と雲丹が・・・
これも又贅沢な一皿でした。

旭蟹は横に歩かないで、真っすぐ歩く珍しい蟹だそうです。



スープとしての一皿
*志摩大王崎産 伊勢海老と魚介のブイヤベース

伊勢海老、檜扇貝、あさり(蛤?と思う位の大きさです)
すずきも入って贅沢!!


12月にプラスGのセミナーでいただいた時は
こんな贅沢なブイヤベースはもう食べられないと思っていましたが、
いただいちゃいました。
2度あることは3度あるといいますから、
もう一度食べられるかも?



            


*答志島産 平目のムース包み クッサン仕立て
シャンパンのソース・トリュフ風味
グリーンのソースはクレソンです。

クッサンとはクッションという意味だそうで。
平目の形をクッションのように蒸して、トリュフが散らしてあります。
ナイフを入れ、口に運ぶとふわっとシャンパンの香り!



メインです。
*志摩産 黒鮑のステーキと伊勢野菜

野菜は白菜、ごぼう、ふきのとうなど揚げてあります。
鮑は食べる海草によって色が違うそうです。
黒鮑が食べる海草を教えていただいたのですが、忘れてしまい・・・
ただ、黒鮑のほうが高級なのだとか?

黒鮑は肝も苦くなくさすがに美味しい  v(^_^)v
ふわっと軽い、泡立てたソースがかかっていました。




シェフ特製のデザート
どれも美味しいの♪

さすがにスイーツ好きの私でも、
デザートは別腹といいながらもかなりお腹が一杯!!
大満足でした。



お腹が一杯といいながら夜の11時頃に一人でバーに行き。
他の方々は温泉へ。
オリジナルのカクテル(ウエルカムバース)をいただいて幸せな時間でした。
バーテンダーの方はカクテルを作る時の所作が美しい。
見とれてしまいます。

夜景がきれいに見えるバーで、ここでも大満足。
一人でバーに入れるなんて、まさにリゾートですね。


お腹はいっぱいなのに、「朝ご飯も自慢です」と聞いて
期待してしまう食いしん坊な自分に呆れてしまいますね  (^_^;)